2009年12月9日水曜日

NZ旅行記1

今は亡き、ライススタイルネットワーカーというサイトに触発され
ニュージーランドの自然に一度触れてみたいと思い、旅立ちました。
南半球は真冬でしたが、美しい風景と温かい人々が印象的な旅でした。



12時間の旅の末、オークランド国際空港に到着。
日本は夏でしたが、南半球は真冬でとても寒かったです。

到着後、街には向かわずに、すぐに国内線に乗り換えます。
国内線と国際線のターミナルが離れているので、
歩行者道を少し歩きます。

青空でしたが、時折小雨がぱらつく天気でした。

NZ旅行記2

オークランド国際空港内のマクドナルド。
コーヒーをいただきながら、無線LANでネットをしていました。
ネット中毒にとって、12時間の飛行機移動は辛かったです・・・。


オークランドの空港はパタパタじゃなくて、プロジェクター形式。
ちょっとお洒落ですね。


クライストチャーチに向かう国内線の便です。
中に入ると、出発前までビートルズの音楽が
BGMで流れていました。
CAも乗客もどこか家庭的な雰囲気。

離陸後僕がすっかり寝ていると、となりの笑顔の可愛いおばさん達が肩をゆすって起こしてくれました。
ピーナッツとジュースのサービスが回ってきたのです。
なかなか日本にはないアットホームな雰囲気ですね・・・。

NZ旅行記3

クライストチャーチの空港に降り立って
タクシーを拾います。

僕がたまたま拾ったタクシーは、長身のおばさんが運転手。
とても気の良い人で、慣れない英語を話す僕を相手に
世間話をしてくれました。

「あなた東京から来たの?ここはとっても田舎でしょう?」
みたいな話から始まります。
まるで日本のどこかの地方に行ったような雰囲気です・・・。

旅の目的地を聞かれ、僕が「テカポ湖に行きたいんです!」
と言うと、その女性ドライバーは驚いた様子でした。

曰く、テカポ湖はこの街から6時間。
僕はペーパードライバーであることを白状していましたから、
そんな僕がテカポ湖までドライブするのは大変でしょうと
身を案じてくれたのでした。

(正直言うと、おばさんがあまりに心配な様子でしたので、僕はたじろぎました。200kmの田舎道くらい、きっと何てことないさ、程度に考えていた楽天家でしたから・・・)

ホテルにつき、別れ際にそのおばさんは
「とにかく安全にだけは気をつけて!」
と言ってくれました。


(テカポ湖。ここに行きたかったのですが。。詳細は後ほど。)




ホテルの寝室です。1泊1万円程度。
街の中心にありましたので、その割には安い方でしょうか。


旅行先のホテルで真っ先にやることと言えば・・・
ネット接続の確認です(涙
中毒者の悲しい習性と言えるでしょう・・・

NZ旅行記4

ホテルで一息ついた後、とりあえず街を散策してみることにしました。

こちらが街の中心の教会です。
この教会が街の名前の由来になっているのですね。
(というかそのままの都市名ですよね・・・。)



教会の広場にある謎のUFO・・。
中心部にはアジア系の人が沢山いて、日本人も多かったです。
旅行者だけじゃなくて、住んでいる人も多いようです。
「バブルの頃は、この街で家を買う日本人も多かったらしいですねぇ〜」みたいな日本語の会話が聞こえてきたりました。
日本人て本当にどこにでも居るのですね・・・。
大橋巨泉のギフトショップもこの近くです。



こちらは商店街。
この写真だけみると閑散とした印象を受けますが
そこそこの人でにぎわっていました。

NZ旅行記5


街の中心部を流れる小川、エイボン川。
この川の存在が、街の美観を引き立てている印象です。



クライストチャーチには路面電車が走っています。
とはいっても、あくまで観光用のものです。
路線が短くて、通勤などに使えるものではありませんね・・。



トラムの線路がショッピングモールの中に入っています。
まるでテーマパークみたいで面白いです。



こちらはNZでよく見かけるコンビニチェーンです。
滞在中、よくジュースなどを購入しに行きました。。

NZ旅行記6


ホテルに戻ってチーズの盛り合わせとワインをいただきました。



TVをつけると、本家英国版のクイズミリオネアをやってました。
その後ネットで遊びつつご就寝・・・zzz

NZ旅行記7 - 手荷物検査の無い国内線

早朝5時、クイーンズタウンに1日トリップのため
空港にやってきました。こちらは国内線ターミナルです。



今時デイトナUSA2が置いてある!
やりたかったけどちょっと恥ずかしかったので我慢です・・・



エミレーツ航空の、相変わらずセンスのいい広告。
ドバイに行く航空会社というイメージがありますが、
豪州とNZを結ぶ「タスマンルート」と呼ばれる航空網にも
勢力圏を延ばしているのですね。。



搭乗口まで手荷物検査も無しにやってこれました。。
なんかすごい牧歌的です。
搭乗口のドアが開いたかと思うと、そこはそのままエプロンです。。
中型の飛行機まで徒歩で歩いて搭乗しました。

NZ旅行記8 - クイーンズタウン


僕の席はプロペラのすぐ横で、ちょっと五月蝿かったです;;



窓の外は雄大な景色が広がります。
ロード・オブ・ザ・リングがロケされた国だけありますね・・・



クイーンズタウンの空港です。
外に一歩出たところからすごい景色です。
しかし空港の前にはバスはおろかタクシーすらありません;;
中心部のツアー屋さんに行かないといけないのに・・。
と思っていたら、乗り合いバスっぽい不審なバンを発見。
「これは・・・タクシーですか・・・?」
と運転手らしきおばさんに聞いたところ、
中心部まで乗せていってもらえることになりました。

車内には僕の他に、豪州のクインズランドから来たという、
若い大学生のお姉さんが居ました。
スキーを楽しみにきたそうです。
クインズランドはゴールドコーストもある太陽の国ですから、
ここに来てギャップに驚いていると言っていました。



こぢんまりとした街の中心部にやってきました。
Kiwiの像がお出迎えしてくれました。
まだ2,3時間くらいありましたので、
そのままご町内を散策してみることにします。

NZ旅行記9


町の桟橋を歩きます。
澄んだ空気のあまりの美味しさに、
感動しきりでした。



お船もあります。
ワカティプ湖を遊覧するためのものだそうです。






それにしてもとことん風光明媚で
息を飲みます。。
どことなく、宮崎アニメに出てきそうな雰囲気です。
こんな町に住めたら素敵でしょうね・・・



あ、カジノもあるのですね。
僕はギャンブルはしないけどね!(たぶん・・・

NZ旅行記10


ワカティプ湖。
幅が80km、蛇行しながら細長く続く湖です。



湖岸の様子。
水が澄んでいて気持ちの良い朝。



町の様子。
なんかにっこりマークのついた黄色い物体が見えますが・・・。



桟橋。
なぜか桟橋に萌えてしまう人間です。
桟橋が好きな人って僕くらいでしょうか・・・。



柳の木もあります。
NZの幽霊は柳の木の下に現れるのでしょうか・・・?



さて、散策を一通りしたところで、
ツアー会社のオフィスに向かいます。

オフィスについたところで、
なんと日本人のスタッフと日本人のおばあちゃんが居ました。

このおばあちゃん、
息子さんから旅行のプレゼントをされたそうなのですが
言葉も分からず、なかなかご苦労されているようでした。
さすがに言葉が全く分からないのにここまで1人で来るのは
ちょっと無茶かもしれないです・・・;;

というわけで、ミルフォードサウンドを巡る1日ツアーの間、
私の方で面倒を見ることに・・・。
ここから飛行機での移動となります。

NZ旅行記11


若いお姉さんに連れられて、飛行機に乗り込みます。
おばあちゃんは後ろの席、僕が助手席(?)です。

って、このお姉さんがパイロットだったのですね・・・。
NZの女性はアクティブですね・・・。



計器類が並びます。
一応フライトシム(笑)で勉強しているので何となく意味は分かります・・・。



えーと・・・。向こうに普通の旅客機が見えてます。
滑走路です。




ぐんぐん加速します。ちょっと怖かった(笑)



離陸。





南島の美しい風景が広がります。
テレビ番組だと芸能人が「絶景」を連呼するところですね。

ふと「天空の城ラピュタ」を思い浮かべました。
実際、そういう雰囲気を持った景色でした。

NZ旅行記12 - ミルフォード・サウンドへ



山々の上空を進みます。
時折、下の方に小さな道が見えることがあります。
人口密度が北海道の1/100以下の未開の土地にも
人々の小さな営みがあるのですね・・・。




大きな川が流れています。
北半球であれば、熊が鮭を取りにきていそうな場所ですが
この辺りはどんな動物が居るのでしょうか。





高山が連なっています。
隣のお姉さんが何やら解説をしてくれているのですが
音が小さいのと僕の英語力が乙ってることもあり、
よく聞き取れないのです・・・。
しかたはなしに適当に相づちをうって、笑顔を返します。




タスマン海の水平線が見えてきました。
息を飲みました。

この向こうにはオーストラリア、
南には南極があるのですね。







徐々に峡谷の中に入っていきます。
フィヨルド地帯に入ってきたのです。
小さな空港が見えてきたら、ミルフォード・サウンドに到着です。